1 | 2 | 3 | 4 | 5 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|---|
牧の原ジュニアーズ | 3 | 3 | 2 | 0 | 0 | 8 |
野菊野ファイターズ | 2 | 2 | 0 | 1 | 1 | 6 |
小金原近隣大会予選、相手は牧の原ジュニアーズさん。
本大会は日頃のベンチプレイヤーに経験を積ませる大会、
そして出場したレギュラー陣は調整や普段できないことを試す大会、
そして双方の競争を促すための大会として位置づけており、勝敗は一切問わない。
とにかくベンチプレイヤーズの積極的なプレイに強く期待。
エラーやミスは許容。
あくまでも精神面もプレイも積極的に臨んでいるかを確認。
自分の強み、弱みを意識して臨めるかが問われる。
その点が見られなければ、ワンプレイであっても交代。
この日、最高のプレイを見せたのはショウマ。
一打席目、右中間への強烈な当たりを放つ。
バッティングにおける最近の上達ぶりは目を見張るものがある。
ただし、打席での自信に欠ける面が課題であったが、
この日は打席内でも堂々としており、悪球に手を出すこともなく、
“強打者”のイメージそのものであった。
そして技術的には課題以前のレベルにある守備でも魅せてくれた。
右中間に飛んだ打球をしっかり追いかけ、
あのショウマがダイビングキャッチを試みたのだ!
怖がってヘッドスライディングさえできないショウマが、
綺麗な形のダイビングキャッチを試みたのだ!
想像するに、本人は必死だった。恐怖を感じる間もなく飛び込んだ。
だから腰が引けることなく、綺麗に飛び込むことができた。
そこには我々スタッフがベンチプレイヤーに求める姿があった。
スタッフ一同目を見合わせて驚き、喜んだ。
冒頭に記した通り、彼らに必要なのは必死さであり、積極性。
それを体現したショウマは、大事な場面での起用に十分値する。
この日のプレイを自信に変え、継続して欲しい。
直前の練習中、いきなりダイビングキャッチにトライしたのに、
この日はいつも通り淡々としたプレイに終始したHをはじめ、
その他は残念ながらいつもと変わりなし。
ショウマのプレイを見て、何かを感じ取ってくれないか?
君たちも「野菊野ファイターズ」の名を背負う戦士だ。
その名に相応しい気持ちを見せて欲しい。
「堂々と」「がむしゃらに」「一瞬を大事に」プレイして欲しい。
そのためには日頃から「頭を使って」行動することが必要だ。
・親の顔色を伺って行動していないか?
・親に言われないと行動できないのではないか?
・ひとつのことに時間をかけすぎていないか?
常日頃、頭を使って行動する訓練が、野球にも活きてくる。
自分で考えて行動することが自信や積極性につながっていくぞ。