この学年最後の市内大会「卒業記念大会」。

大会のテーマは“明るく楽しく元気よく、最後は勝つ！”

このメンバーで戦える時間は残り少なく、笑顔で終われることを願っている。

大黒柱のヒロアキを欠く中で、攻守ともに戦力ダウンは否めないが、

このチームの強みである守りと走塁を打ち出せば、十分に戦えるはずだ。

 

初戦となった二回戦を突破して迎えた三回戦、

相手は根木内ヤングスターズさん。

二回戦で強豪常盤平ボーイズを撃破した勢いがあり、

過去の対戦も無いに等しいだけに、怖い相手。先行逃げ切りを目論む。

 

試合は初回、制球が定まらない相手投手を攻めたて、

いきなりの４得点で狙い通りの展開。

攻撃はその後も、３回・４回と加点し、計８得点。

安打は５本ながら、四死球に積極走塁を絡めての得点であり、

野菊野らしい、いつも通りの攻撃ができた。

 

そして守備も合格。

先発のフウガは被安打１、与四死球０。

本格的にピッチャーを始めて１ヶ月の二番手ヒダカも被安打０、与四死球１。

２人とも安定したコントロールで試合にリズムをもたらした。

試合後、主審の方から「本当に２人ともコントロールが良い」

というお褒めの言葉もいただきました。

 

そして守備陣もノーエラーで盛り立て、

点差がありながら締まった試合に仕上げてくれた。

 

特に最終回のソウタのプレイは秀逸。

センターに抜けそうな当たりをギリギリで追いつき、

そこから一回転してファーストへ送球。

その送球はショートバウンドになったものの、

ファーストのハヤテが綺麗におさめた。

まるで好プレー大賞に選ばれるようなプレイだったぞ！

 

いよいよ次週、ベスト４の戦いに臨むことになるが、準決勝、決勝はダブルヘッダー。

５年生も帯同しないことに加え、ヒロアキの不在で今大会の層の薄さはいつも以上。

だからいつも以上の結束が求められる。

 

“明るく楽しく元気よく”戦って、最後は勝ちたいね！