1 | 2 | 3 | 4 | 5 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|---|
野菊野ファイターズ | 0 | 4 | 1 | 5 | 4 | 14 |
松葉ニューセラミックス | 4 | 1 | 0 | 2 | 0 | 7 |
主力メンバーを除く5年生と4年生で臨む小金原近隣大会、
松葉ニューセラミックスさん相手の初戦。
今大会はとにかく経験値を積むことを目的に試合を重ねていきたい。勝利は二の次。
試合前、全員に対して、この大会はチームのことを考えなくて良いので、
自分のプレイのひとつひとつを大切にするように、ということを話した。
試合は、4年生を含め、18人全員が出場。
相手の守備にも助けられた形ではあるものの、
リンペイ&カンタのホームランなどもあり、大勝を飾った。
ヒュウガのスリーベース、ハヤトのセンター前、
入部間もないセイヤがしっかりバットに当てたことなど、
4年生の技術的な面での成長にも少し驚いた。
さてこの試合で特に気づいた点。
◆カズヤのリーダーシップは合格!&その他5年生の積極性の不足
カズヤは驚くくらい、試合を通して声を出し続けていた。
普段はセンターなので、内野手ほど声が聞こえないからというのもあるかもしれないが、
この日はショートで最初から最後まで、指示や鼓舞の声を出していたことに◎。
一方、その他のメンバーは、期待ハズレも良いところ。
主力に付いていくことに慣れているからなのか、能動的に動こうとしない。
いつも言っているように、「バッチコーイ」といった意味のない声はいらない。
全員が、目的・意味を持った声出しや行動をできるチームになるべく、
「積極性」は、今大会を通じて最も改善して欲しいポイントのひとつ。
◆5年生と4年生の行動の差
年齢が上だから当然といえば当然なのだが、
あらゆる行動において、5年生の方がしっかりしているように感じた。
これは「集中力」と「想像力」に起因するのではないかと思う。
今は何をすべきか、次は何をすべきか、それを考えて行動している5年生と、
目の前にあることだけに反応して行動する4年生。
4年生にはこの大会を通じて、野球以外のところ、
そして必ず野球に通じるところについて、学んで欲しい。
この試合に関しては、全員を出場させようと考えていたが、
次戦以降はこのメンバーの中でも「競争」を促す方向で考えている。
毎日の練習による”技術の向上”と、意識して初めて身に付く”脳力の向上”が
先発の座獲得のためのカギとなる!
本当に良い機会なのだから、1試合たりとも無駄にすることがないように、
個々にしっかり目的を持たせて臨めるようにしたい。