1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | TOTAL | |
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セントラルパークス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
野菊野ファイターズ | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 1× | 8 |
深山旗準決勝は、2週間前にも対戦したセントラルパークスさん。
9月以降で3度目、今年度4度目の対戦。
お互い手の内を知り尽くしているだけに、やりにくい…
この日は前日に全員に予告していた通り、
先発ピッチャーはヒトシ。
3枚目のエースとなれるかのテスト試合。
求めるのは「安定感」と「冷静さ」、そして「無失点!」
結果は5回を被安打1、失点1という十分合格に値する内容。
しかし、初回先頭への死球を含め4四死球は不合格。
ただし、続けなかったことは評価できる。
また持ち前のクールさをマウンドでも発揮。
慌てる素振りもなく、頭に血が上る様子もなく、
ピッチャーとして充分に計算できるものだった。
引き続き、四死球減と牽制スキルアップに取り組んで欲しい。
3月の大切な連戦、ダブルヘッダーも、
しっかり乗り切れるだけの陣容になったと思う。
そしてこの試合のもうひとつのポイントは、
カンタとショウマが明暗を分けたこと。
ともになかなか出場機会を得られない中で、
「自分が出来ることをMAXにやり切る姿勢」を求め、
最初からそれが出来れば2打席、出来なければ1打席で交代を試合前に通告。
結果、カンタは1打席目はファーストストライクを積極スイング。
結果はピッチャーゴロだったものの、ファーストまで全力で走り、
積極性と当たり前のことをしっかりやれたことで、2打席目の権利をゲット!
その2打席目、見事にセンター前にヒットを放ち、
相手が後ろに逸らしている間に三塁まで激走。
続くヒトシのタイムリーで先制のホームイン♪
一方のショウマ。
打席に入る前から自信なさ気な後ろ姿…
案の定打席ではボールとバットが30センチは
離れていたのでは?という空振りに続き、
最後は内角気味の球にビクっとした挙句の見逃し三振…
次のイニングの守備につくことはなかった。
前の試合に先発でヒット、この試合も途中出場でヒットを放ったコウキ同様、
この試合のカンタとショウマに求めたものは、
ヒットやファインプレーといった「結果」ではなく、
「結果」を出すために絶対必要な「気」である。
「元気」「覇気」「強気」「負けん気」「本気」「勇気」…
「気」がない選手は結果を得られない。
このチームの選手に求められる第一の資質は「気」なのである。
ショウマには、失敗した時の心の痛みも、ボールが当たった時の身体の痛みも恐れずに、
「気(魂)」があるプレイを心掛けてほしい。
これまでを振り返っても、チームが一番盛り上がる時は、
ショウマが「気」の入ったプレイを見せた時だ♪