1 | 2 | 3 | 4 | 5 | TOTAL | |
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双葉 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
野菊野ファイターズ | 0 | 0 | 5 | 2 | 2× | 9 |
2016年度、野菊野ファイターズの新しい代表チームとしてのスタートを迎えた。
“最後の”そして“勝負の”一年のスタートは、
全国スポーツ少年団交流大会へと続く最初の関門の松戸市予選、
一回戦の相手は双葉さん。
強豪揃いのブロックに入ったことに加え、
初戦でいきなり初対戦の相手という試練の幕開け。
試合はいきなり苦しい展開に。
普段は制球力抜群のフウガの投球が高めに集まってしまったことが災いし、
2本の三塁打を浴びて2失点。
試合前から全員が何か浮ついた雰囲気だったこともあり、
なんとなく予測はしていた展開。
子供たちはどうやって盛り返していくか?
特に指示を与えることなく、
「自分たちで流れを持って来い!」のひとことでベンチに迎える。
2回ワンアウトからエラーで出塁し、二塁に進んだヒダカが、
流れを引き寄せるプレイを見せる。
チームで一番足が遅い(ゴメン!)ヒダカが、まさかの三盗成功。
ピッチャーの呼吸と牽制のタイミングを読み切ったスタートで、
見事に三塁を陥れた。
結局得点にはつながらなかったものの、
淡泊な攻撃で初回を終えていただけに、大きなプレイだった。
引き寄せた流れを相手に渡さず、3回以降は得点を重ね、
投手陣も2回以降は被安打1の無失点に抑え、
9対2でコールド勝ち発進となった。
試合への入り方を再確認する意義ある試合だった。
準備から気持ちが入っていないと、
普段できていることを忘れたり、
単純なミスが増えたりして、傷口が広がる。
声の掛けあいがなかったがための落球、
ど真ん中の球のバント失敗、
2ストライクに追い込んでからの死球など…
ひとつひとつは大きなミスではないかもしれないが、
その積み重ねが命取りとなることを再確認して欲しい。
反省はありながらも、まずは一回戦突破。
次は前回の対戦で黒星を喫した松戸スラッガーズさん。
胸を借りるつもりで全身全霊を注いでブチ当たろう!