泥スッキリ本舗 黒土専用洗剤 泥スッキリ303 (1.3kg) 130回分
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123456789TOTAL
野菊野ファイターズ0000001078
常盤平ボーイズ0010000012
フウガ、ヒロアキ-ヒロアキ、ヒダカ

秋季市内大会 準決勝、相手は常盤平ボーイズさん。

春の東葛大会、市内大会と戦い勝っている相手だけに、

相手の強い気持ちをどれだけ跳ね返せるかが左右する試合。

小雨模様の天気もまさかのミスを誘発する可能性がある。

 

序盤はお互いの投手を含めた守備陣の安定もあり、

静かな立ち上がり。形としては野菊野の形と言える流れ。

 

しかし3回裏、簡単に2アウトを取ってから三塁打を浴びる。

とは言え2アウトなので、確実にアウトを取れば問題ない。

ここで打者は狙い通りのショートゴロでチェンジと思ったが、

ショートのソウタがグラウンドコンディションの悪さを意識しすぎたのか、

大事に行き過ぎた挙げ句のファンブルで先制点を献上してしまった。

 

この後もフウガは変わらず安定感抜群のピッチングを見せ、

相手に追加点は与えないものの、

先制された焦りからか、サインミスなどを繰り返し、野菊野は5回まで0行進

相手の小刻みな投手交代や悪天候によりボール交換頻度が多かったことによる

時間の消費もあり、時間的に最終回と思われた6回の攻撃はヒロアキから

 

まずは出塁することを意識させた打席で、

外角を逆らわず、きれいにレフト前へ打ち返した

この後、リスク承知のスチールを決め、ノーアウト二塁に。

続く4球目に相手の牽制が逸れたところを瞬時に見逃さずヒロアキは三塁へ

更に6球目のワイルドピッチで生還し、ようやく同点に追いついた

その後も相手投手の不安定なコントロールにより四球を重ね、

2アウト満塁のチャンスを迎えるも、あと一本が出ず同点止まり

その裏はしっかり抑え、試合は1アウト満塁から始まる特別延長戦に突入

 

先攻の野菊野は1番からの好打順も、内野フライ、内野ゴロ。

まさかの無得点で完全に後が無くなった

1点取られたら敗退の7回裏の守備。

先頭バッターへの2球目にスクイズを仕掛けられた。

 

投球前、場面的にはウエストをさせるかどうか悩んだが、

球速があるヒロアキの球なら強いバントになり、

あわよくばゲッツーを狙う作戦でいこうと腹を括っていた。

 

スクイズの打球は狙いよりもやや弱いながら、ピッチャー前へ

この打球をマウンドから猛然とダッシュしたヒロアキが拾い、

そのままホームにスライディング。見事に封殺した。

次打者は2ストライクからファールで粘られながらも、

最後はスイングアウトに取り、絶体絶命の状況を脱してサドンデス継続

 

8回表の攻撃、打席はヒロアキ

投げては抑え、打っては決勝打となるか?!という場面で会心の当たりをセンターへ運ぶも、

野手の正面に飛びライナーで捕球されてしまった。

しかし猛烈に深い守備位置だったためタッチアップは確実

と思われたが、三塁ランナーのカズヤが痛恨の判断ミスで飛び出しており、得点ならず…

 

しかしまだ2アウトでバッターは4番のリュウタ。

ここでリュウタが貴重な四球を選び、苦しんだ末の1得点

しかし1点ではまったく安心できない。

是が非でも追加点が欲しい場面で、

打席には常盤平B戦には無類の強さを発揮する5番ヒダカ

2球目を強烈な当たりでレフト前へ運び、1点追加。

 

その後雨脚が強まり、厳しい天候の影響で相手投手が制球を乱し、

押し出しが続き、結局このイニング7点を奪った

 

その裏、押し出しで1点は奪われたものの三振2つで逃げ切り、

決勝進出を決めた。本当に苦しい展開だった。

 

特に、サインミスや判断ミス、また失点につながったエラーなど、
こういった接戦では命取りになりかねないミスが散見

相手が強ければ強いほど、ワンプレイが勝敗を決することになるだけに、

決勝を前に再度全員と確認する必要がある。

 

それにしても、この試合のヒロアキの気迫は凄かった

普段は(不貞腐れ以外の(苦笑))感情を露わにすることは稀で、

この日も目に見えるようなアクションがあったわけではないが、

背中から立ち上がるオーラのようなものが感じられた

マウンドでの投球も、スクイズに対する守備も、

俗に言う「ゾーン」状態だったのではないか?

寡黙な子の鬼気迫る姿に、他の選手たちも頼もしさだけではなく、

自分たちの気迫の足りなさを再確認することになったのではないか?

 

次の決勝戦は、気迫の塊のようなチームが相手

この相手に4連敗している原因は、まさに気持ちの弱さ。

準決勝の戦いが、決勝に生きてくるか?

同じ轍を踏まないよう、全員一丸の姿勢で臨まねば!

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