1 | 2 | 3 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|
野菊野ファイターズ | 3 | 7 | 10 | 20 |
ビッグファミリー | 4 | 0 | 0 | 4 |
いよいよ連覇を賭けたYCリーグがスタート。
三年連続Vの可能性がある唯一のチームとして、
そこを目指さないわけにはいきません!
さて試合。
相手チームは5年生が少ないと事前にお聞きしたため、
キャッチャー以外のスタメンには
普段試合出場が少ない選手をズラリと揃えてスタート。
普段出ている子も、慣れないピッチャーで起用。
何とも言えない緊張感を全身から漲らせている子もいて、期待と不安が交錯…
(今日は控え組の子たちへのエールを込めて、長めに頑張っちゃいますのでご了承願います♪)
初回の攻撃、不安を吹き飛ばすような攻撃を見せる。
リンペイのこれ以上ない最高の当たりのレフト前、
ショウマの努力の結晶のライト前(その後も1安打で2打数2安打!)
など、久しぶりに見事に打線がつながり一挙7点。最高の滑り出し。
しかし初回の守備、今度は不安的中。
平凡なゴロ・フライのエラーに送球ミス、フォアボール連発が加わり、4失点…
以降、当初予定していた1時間(2回裏守備から)でレギュラー陣に切り替え、
結果は20対4で勝利した。
ヒットという結果で、
努力をカタチにしたリンペイとショウマに代表されるように、
この日の普段の控え組に対する技術面での評価として、
褒めるところはたくさんあった。
ショウマの2安打には、
ベンチに控えていたレギュラー陣も全員が飛び上がって喜び、
私は不覚?にも少し涙が出てしまったほど。
しかし一方で、彼らがあまり試合に出ることができない理由も、
彼ら自身がしっかり感じることができたのではないかと思う。
慣れない試合に向かうスタメンの子に伝えた約束は
1.打席で顔の高さのボール球、ワンバウンドするようばボール球には手を出さない
2.守備の時は声を絶やさない
という2つだけ。
この約束の狙いは、
ひとつ目の約束は、指示(この日は約束という言葉で表現)を「意識する」ことができるか否か?
ふたつ目の約束は、試合に集中することができるか否か?
この2点を見たいというものだったのだが、結果はどうだったか?
私から見て、最初から最後まで、しっかり約束を守れた子は、一人だけだった。
ここがレギュラー陣との決定的な差。
主審をしていたHコーチが反省の中で、
「今日は一度もボールが不足することがなかった」と話していた。
というのも、普段のレギュラー陣がこの日はボールボーイや応援をしていたわけだが、
彼らはその役割(やらなければならないこと)を意識し、理解し、行動する。
役割を意識しているから、集中して試合を見ているから、
全員がショウマのヒットに大喜びし、
ファウルボールをすぐに取りに行き、
すぐに拭いて審判に渡すことができる。
Hコーチの話を聞いて振り返ると、この日の2回表まで、確かに、
一度たりとも「ボール取りに行け〜」という注意をすることはなかったのですね…
試合に出るためには、もちろん技術が伴うことは重要。
しかしその前提として、
技術以前の部分で差があることを感じてもらいたいと思った試合でした。
とは言え、貴重な経験と反省をすることができたので、この試合は全員合格♪ってことで。
今後の彼らの更なる成長に乞うご期待!!!