田居カップ予選リーグ、全勝対決で迎えた最終戦。

勝でば全勝での一位通過を決める一戦は、セントラルパークスさんが相手。

 

優勝を目指して臨んだ春の市内大会で苦杯を舐めた相手だけに、

是が非でも勝ちたいリベンジマッチ。

 

前回の対戦では、初回に簡単なミスから奪われた２点を、

相手の好投手の前に最後まで取り返すことができず敗戦。

今季、ここまでで最も悔やまれる形での敗戦として記憶された試合であり、

あれからどこまで成長しているかを測るには最適な試合。

 

相手投手が素晴らしいことはわかっていただけに、

最も警戒した立ち上がりは、エラーで走者を出したものの、

無難に無失点で切り抜ける。

市内大会３試合はすべて初回に失点していただけに、初回０は久しぶり。

 

以降もフウガは安定感のある投球で、５回まで１安打無失点。

その１安打は、３番打者の左中間への長打確実と思われる強烈な当たりを、

カズヤが快足を飛ばして止め、シングルに抑えたもの。

同じヒットかもしれないが、

こういうプレーが、相手に対してプレッシャーをかけることになる。

次が４番バッターだったことを踏まえると、より価値のあるプレーだった。

 

攻撃は２回、連打で出塁したヒロアキ、ヒトシが、

相手の守備の乱れから生還し、２点先制。

その後、相手先発の投球制限イニングを終え、ピッチャーが交代した

６回に４安打を含む打者一巡の猛攻で６点を奪い、結果、

８対１で快勝し、予選全勝での一位通過を決めた。

 

チームはこれで２０連勝。

例え実力差があっても、何が起きるかわからない小学生レベルの試合では誇れる数字。

 

いつか負ける日が来るには違いないが、１試合でも長く連勝を続け、

連勝と共に、子供たちも成長を続けて欲しい。

負けて得るものが多いことはわかっているが、

子供は勝てば嬉しく、嬉しければより野球を好きになってくれると思う。